マンションをこだわりの邸宅に ツカサの高級リフォーム&リノベーション

RENOVATION EXAMPLE

リフォーム事例

名古屋市名東区

N様邸

こんにちは。

今回は輸入住宅リフォーム&メンテナンスをさせて頂きましたN様邸事例をご紹介致します。

N様とはご新築された際に弊社が内装デザインを担当したことがご縁となっております。

お仕事の関係で、アジア圏にもヨーロッパ圏にも住んでいたことがあるというようなご経歴のご家族です。

そのようなN様邸は異国の文化やセンスも感じられるような輸入住宅です。

年月の経過とともにお住まいのメンテナンスが必要となってる時期でしたが、

建築した工務店が輸入住宅事業から撤退されてご相談先が無い状態でした。

そこでご新築時に内装を受け持っていた弊社にご相談頂きました。

先ず、弊社ではどんなことをどこまで出来るのかという率直なご質問を頂きました。

ご自宅へ伺い、一箇所づつ対応可能かどうかを確認しながらのお打ち合わせとなりました。

建てられてから20年以上経過してることもあり、色々と不具合を感じていらっしゃり、

外壁塗り直しの時期が来ていること、窓周りの木材の劣化に関して特にお困りでいらっしゃいました。

やはり外見からは確認出来ない建物内部への雨水の侵入や建材の傷みは心配ですよね。

ご一緒にメンテナンス項目をチェックしながらお宅を周り、

外壁ブリック欠け部分の補修、ベランダ防水、木製サッシ修繕、玄関ドア塗装などの補修、

屋内も、壁紙張り替え、モールディング塗装、家具メンテナンス、フローリングメンテナンスなどを

計画致しました。

お見積りを作成しご商談後、ご契約頂きまして工事に入りました。

今回のブログでは外周りや窓周りなど修繕の部分をご紹介させて頂きます。

こちらがビフォー前の状態です。

輸入住宅のデザインの良さからか時間が経過している「古さ」のようなものはあまり感じない素敵な建物でした。

とは言え、壁面の雨だれや塗装剥がれ、窓周りの劣化が見受けられました。

【外壁before】

窓枠周辺の汚れ、雨染み、塗装剥がれが見受けられます。

ドア枠も木製のため、塗装は剥がれ、劣化が目立ちました。

長年の雨だれの外壁汚れは簡単なお掃除では落ちなくなっています。

全周囲足場を組んでの塗り替え工事になりました。

外面の塗装部分は全て塗り直し、コーキング処理も全て行っています。

【外壁after】

モールディング、軒天、破風板、半円窓など外部の塗装は全て塗り直し致しました。

建物の気密性や防水性を高めるためのコーキング処理も全体に施しました。

ドア枠塗装、シール打ち

窓枠塗装、シール打ち

破風塗装、シール打ち

小窓も全て塗装、シール打ちを致しました。

外壁色については落ち着いた雰囲気のベージュ寄りの色をご提案させて頂きました。

何度か色見本をお作りしお持ちしてご意見を伺いました。

ベージュ系のピンク寄り、イエロー寄りの2パターンに絞られましたが

最終的にはイエロー寄りのベージュ色に決定されました。

枠類はその外壁色に合わせてメンテナンス前よりも明るさが際立つ白で塗装致しました。

以前のグリーン系とはまた印象が少し変わりました。

落ち着いたモダンなベージュと枠類の明るい白でコントラストがはっきりとし、

外観はモダンで爽やかな印象になったかと思います。

また、ベランダの防水塗装、手すりと笠木の塗装をしました。

ベランダ床や笠木は室内への雨漏りの原因になりやすいので傷みがみられたら必ずメンテンナスが必要です。

【ベランダbefore】
【ベランダafter】

床はしっかりと四方を立ち上げた防水塗装をしています。

ロートアイアンも塗装致しました。

また台風の際に何かが当たったのか、ブリックが欠け落ちてしまったそうです。

欠け部を残して下さっていたので接着修理致しました。

玄関ドアとモールディングも塗装しております。

【玄関扉 befor】
【玄関扉 after】

深いグリーンでガラリと印象が変わりました。

ガラス窓のゴールドの装飾とモールディングの白との相性が大変素晴らしく、

ご主人様にはこのメンテンスで一番気に入った箇所だと言って頂きました。

次は、ドア・窓周りです。

雨風に当たる木製サッシやケーシングは塗装膜がボロボロに剥がれ

水がしみ傷んでしまっています。

輸入住宅に限らず、木製の部材を使っていた住宅はこの様な状態でお困りの方が多くいらっしゃいます。

対応方法は状態により変わりますが、メーカー部材やその他の方法でも修繕に対応しております。

どうぞお気軽にご相談下さい。

【ドア周り before】
【ドア周りafter】

こちらは窓枠やハンドル周りのメンテナンスです。

やはり外からの雨水の影響でハンドルを固定していた窓の直下に来る部材が

朽ち抜けてしまっています。

ハンドルも動かず、窓の開閉が出来ない状態でした。

【木製窓枠before】
【木製窓枠after】

ハンドル下の枠を作り変え、金具とハンドルを新しいものへ付け替えました。

防水処置もしっかりと行いました。

【掃出し窓周りbefore】

こちらのドアはほとんど開閉をしていなかったそうです。

閉めっぱなしのため、桟に溜まった水が窓に染み込み傷みが進んでいます。

腐ってしまっている障子ごと交換するか、部分的に修正するかの方法があります。

枠部の修正を致しました。

【掃出し窓周りbefore】

こちらは先程の窓の隣にある同形状の窓ですが、出入りがあったので乾燥されてこの様な状態です。

同じところの同じ部材でも使う状況によって大分状態が変わりますね。

【掃出し窓周りafter】

雨水が侵入しないようにするための雨仕舞いの部品(パッキン)を変更しました。

その変更により、フランス落しをつける位置が変わったので部材を付け足し前に出しました。

状態が悪い部分は交換となりました。

メーカー部材での対応をしたり、場合によっては木製サッシからアルミサッシに変更することも可能です。

外構も見て周りましたが小さなクラッチがあるところもありましたが

手を加える必要なほどではないので今回は触っておりません。

外周りの補修が必要な箇所に全て手を入れ、長年の汚れや傷みが解消されたかと思います。

N様には、これからのお住いに対して安心し、喜んで頂けました。

N様邸では内装もリフォームをさせて頂きましたので後日ご紹介させて頂きますね(*^^*)

雨風や陽射し、埃や排気ガス、揺れなどに影響を受ける家の外周りは期間と状況に応じて

メンテナンスをしっかりとすることが必要になります。

大切なお住いを守るために、住まいの不安や疑問はしっかりとご相談下さい。

長いスパンですが費用も掛かりますのでぜひ計画的にメンテナンスをご検討下さい。

お電話・LINE・HPのお問い合わせからどうぞお気軽にご相談下さい。